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創世紀株式会社

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構造設計における、問題解決方法が卓抜している(優れている)

構造設計は、他のビジネス同様、ある仕事の中で、与えられた条件を満足するような最適解(ソリューション)を見つける作業です。 単純な例を挙げるなら スパン○m、床荷重○t/m2を支えられるRC梁を、成○○cm以内で設計する。 というカンジです。 しかしこの例は極めて簡単で、末端的な例です。 実際の設計の現場では非常に高級、複雑で、難しい条件が提示されます。 例えば。。。 「やあヨルグ、今回もよろしく頼むよ!今回はなかなかタイヘンだぞ。 既存のサッカースタジアムがあるんだけど、そこに新たに屋根を掛けて欲しいんだ。 ざっと4万平米ってとこかな。 けど既存スタジアムは弱いから、その上に柱は立てられないんだ。 それと、スタジアムの外に柱を立ててもいいけど杭はダメだ。地下水を汚しちゃうからね。 あと、工事はスタンドに足場を立てないで、あっという間にやって欲しいんだ。 サッカーのオフシ-ズンの間にね。 スケジュールとしては一年半後に世界陸上の大会があるからそれまでに設計、工事だ。 ゼッタイに遅れてはだめだよ。じゃ、よろしくな!」 (ヨルグシュライヒ構造設計のドイツ、ダイムラースタジアムの場合) これらに対し、その条件が困難であるにも関わらず、トンでもなくすばらしい解決方法を編み出す人がいます。 このような構造設計(計画)を賞賛の意味を込めて構造デザインと呼ぶ場合があります。
  最終更新:2019/04/06  【印刷】  【キャンセル